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天然のマリモの内部には、小さな石をもっているものもあります。石の表面に付いた藻が水の流れとともに丸まったようです。 だんだん大きくなるとマリモは内部が空洞になってきます。そして自分の大きさに耐えられなくなったマリモはやがて崩壊し、ばらばらになります。しかし、成長しすぎてばらばらになったからといって、死んでしまったわけではありません。その小さなばらばらの藻はやがてまた小さなマリモとして成長していくのです。
マリモが大きく成長するためには、湖の底までたくさん光を通すきれいな水が必要です。しかし、近年、観光客が増えたり、生活廃水が入り込んだりして、湖の水が汚染され、その数が急激にへってしまいました。また、マリモの大きさも年々小さくなる傾向にあるようです。おおきなまりもに成長するためには、澄んだ水を持つ、美しい環境が求められるのです。
ある程度のおおきさになると、表面の光合成だけでは作られるエネルギーが光のあたらない内部の消費に追いつかなくなります。そのため、巨大なマリモは内部が空洞になっているものが多いようです。20〜30センチの大きさに達すると、自分の重さに耐えられなくなり、やがて崩壊してしまいます。そしてまた小さなモのかたまりとして新しいまりもがたくさん誕生します。まりもの分裂とは、この崩壊により小さなまりもがたくさんできることを言います。
このように、まりもは成長と分裂をとても長い年月のサイクルでくりかえし、生き続けてきました。
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